チリ コエサム社より、オーガニックローズヒップ関連商品を輸入・販売
チリ コエサム社の沿革
コエサム社は、チリ第二の都市コンセプシオンにある、チリ有数のコンセプシオン大学教授であった アミンヴァスケス博士によって創業されました。同博士は、薬学の研究に関わる傍ら、 周辺地域の貧しい農民の所得を少しでも改善したいと願い、 チリにおけるローズヒップの大規模な栽培と加工、 ローズヒップ製品の生産に長年尽力してきました。
現在、コエサム社の社長は息子のアミンメリーノ氏が引き継いでいますが、 創業者アミンヴァスケス博士は、今もローズヒップをはじめとするハーブ(薬草)の研究を続けています。
コエサム社の製品は、ハーブのメッカと呼ばれるドイツはもとより、 アメリカ・フランス・スペイン等の欧米諸国、メキシコ・ブラジル等の中南米諸国、 韓国・マレーシア等のアジア諸国、計26カ国に輸出されています。 このため、コエサム社はチリの輸出貢献企業として注目され、 チリ政府(外務省)のもとに運営されているチリ輸出公社(Pro Chile)の輸出振興プログラムの支援を受けています。
最近はスペインにローズヒップを研究するためのコエサム財団(Fundacion Coesam)を設立しています。 長年にわたるコエサム社の安全で優秀なローズヒップ製品の生産と輸出の努力に対しては、 チリのラゴス大統領も絶賛し、チリ企業の模範であると高く評価しています。 (このことに関する大統領のメッセージについては、チリ共和国大統領府のホームページ Presidencia.clをご覧下さい。)
コエサム社の努力が実り、現在、チリは世界の中でも有数のローズヒップの輸出国として知られるようになっています。 チリは、銅や硝石、木材などの伝統的な輸出品で知られていましたが、 ここ10年程でチリのワイン、サケ、ウニなどの海産物などで日本の消費者に親しまれています。 今や、チリワインの日本への輸入量は、フランスに続いて2位、サケは1位となっています。
こうしたチリの輸出の成功は、同国が1970年代半ばから輸出立国をめざし、厳しい品質管理と食品の安全、 適正な価格を心がけ、その忍耐強い努力が日本の消費者に認められたことによるものです。 コエサム社もチリ輸出公社の支援のもと、そのような努力を行い、欧米で認められた企業の一つです。
このたびコエサム社の安全で優れた製品を日本にも紹介すべく、Coesam Japan 社が設立されました。 ワインやサケと同様、日本の方々にコエサム社のローズヒップティーやローズヒップオイルが 親しまれることを願ってやみません。
出所 コエサム社 資料、チリ輸出公社
(Pro Chile)資料 、在日チリ大使館資料から抜粋翻訳
コエサム社の栽培と製造の品質管理
コエサム社のローズヒップは、チリのコンセプシオン市近郊の直営農場で、栽培収穫され、 農場内での乾燥工程の後に、サンチャゴ市の直営工場で加工出荷されています。 (周辺農家への委託生産分もあります。)
最大の輸出先がハーブの生産・消費の歴史の長い ドイツであるため、コエサム社のローズヒップの栽培・加工は、 すごく厳しいドイツの基準にのっとって行われておりますので、非常に安全です。
ハーブの研究やハーブの利用で世界でも最も進んでいるドイツでは、 米国のFDAに相当するドイツ薬品・医療品研究所(在Bundensanzeiger)が、 300をこえるハーブ(薬草)に関する厳しい基準を定めています。
最近5年間はチリ政府の技術開発支援事業(FONTEC)の対象に認定され、 ドイツ企業の協力のもと、チリ政府の50%出資の財団、フンダシオン・チリ(チリ財団)と共同で、 有効成分の最も高い品種(AP4)を選別することに成功しました。
また、このプロジェクトにより、不耕起栽培方式と新しい収穫機械の導入にも成功しています。
コエサム社は、この品種のローズヒップの最大の生産企業となっています。
従ってコエサム社の製品には高い含有量の有効成分が含まれています。
出所 コエサム社の説明資料と新聞報道を抜粋翻訳。
Rosehip(Rosa Mosqueta)の概要
学名 Rosa Moschuta(Rosacaeac種)
チリのサンチャゴ以南の地域に自生する植物で1960年代から その薬効が知られ消費されるようになり、1980年代から広範に生産され輸出されるようになった。 それを受けこのことから学術的研究も盛んになった。
ビタミンCが豊富に含まれていることから、 コーヒーや紅茶に代わる飲料として用いられている。 ハーブテイとしては2から2.5グラムをお湯に入れて飲む。
出所 2001年6月に発行された、チリ大学、チリコンセプシオン大学教授執筆の教科書『チリの薬草』 より抜粋翻訳。
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